こんにちは、もりっぷです。
東南アジア旅2か国目、カンボジアでは、あの有名なアンコールワットに行ってきました。
本記事では、アンコールワットを中心としたアンコール遺跡群の魅力と回り方を紹介します。
朝日とアンコールワットの素晴らしい共演、人が作ったとは思えない広大な遺跡、
本当に行ってよかったです。
わざわざ行く価値ありますので、皆さんもぜひ。
それでは、どうぞ。
そもそもアンコールワットって何?
アンコールワット(Angkor Wat)は、12世紀(およそ900年前)に、クメール王朝によって建てられたヒンドゥー教の寺院である。
建設時はヒンドゥー教の寺院として建てられたが、16世紀後半には仏教寺院に改修され、現在も上座仏教寺院となっている。
この時代のクメール王朝は、ベトナム南部からカンボジア、ラオス南部までを含む東南アジア最大の大国だった。
アンコールワットは東南アジアの文明を代表する遺跡であり、カンボジアの国旗にも描かれている。
ちなみにカンボジアの位置はこちら↓
アンコールワットは、カンボジアの都市シェリムアップに位置する↓
アンコールワットは、タイのアユタヤ朝の侵略を受けたり、カンボジア内戦の戦場となるなど、様々な要因により、勢力が衰退し、荒廃していった。
1992年に世界遺産に登録され、現在ではユネスコを中心とした保護活動が行われている。
仏教とヒンドゥー教が融合したクメール文化が表現された美しい景観は、世界中の人々を魅了し、各国から絶え間なく観光客が訪れる。
僕は歴史に全然詳しくないので、興味のある方は他のサイトで調べてみてください。
こんな僕でもめちゃめちゃ楽しめたので、歴史好きな方にはたまらないでしょうね。
実際行ってみた感想
まずは言葉で伝えるより、見てもらったほうが早いと思うので、写真を。
撮るの上手くなくてすみません。笑
実物はこれの10倍はきれいです。
これは朝の7時です。
僕が行ったのは3月で、日の出が6時頃でした。
日の出から、塔のてっぺんに太陽が昇るまで30分くらいかかりました。
周りが明るくなっているのに、待っても待っても太陽が見えないので、
今日は見えない日なのか、と諦めそうになったとき、
突然くっきりと真っ赤な太陽が現れ、
アンコールワットと重なる姿にはとても感動しました。
現地は、世界中から来た観光客で溢れていたのですが、
朝の涼しさと、アンコールワットの厳かな雰囲気のせいか、
辺りは静まり返っていて、心が浄化されました。
中はこんな感じ。
世界遺産だと言うのに、普通に中を歩けます。
特にロープなどで規制が張られているわけでもなく、壁などに触れることもできます。
日本の木造建築とは違って、石造りなので、丈夫なんですね。
建物自体、めちゃめちゃ広いのですが、これを本当に人の手で造ったのか、と。
壁中に彫刻が細かく彫られていて、すごいですよ。
このような急な階段も上りました。
観光客用に足場が作られていますが、もともとの段差は、一段一段かなり大きいですね。
写真の上のほうを見てもらえば分かりますが、どこを見ても丁寧に彫られています。
すごいですね。
何かしらの意味を込めた彫刻なんでしょうが、僕にはわかりません。笑
上からの景色はこんな感じ。
それにしても、広い敷地。
900年前の人も同じ景色を見ていたと思うと、感慨深いですね。
1970年代のタイやベトナムとの戦争、カンボジア内戦などで、
アンコールワットは攻撃を受けたそうです。
アンコールワットは、
たくさんの虐殺が起こった、悲しい歴史を持つカンボジアの象徴でもあります。
良い記憶ばかりではありませんが、このシンボルをぜひ長い間残してほしいですね。
チケット、移動方法、その他
アンコールワットを見学するには、「アンコールパス」というチケットが必須です。
チケットは3種類。
チケット日数 | 価格 | 有効期限 |
1日券 | $37 | 購入日のみ有効 |
3日券 | $62 | 購入日から10日間有効 |
7日券 | $72 | 購入日から1か月間有効 |
購入方法は、現地で購入する方法と、オンラインで購入する方法があります。
僕は現地で購入したので、現地購入方法をお伝えします。
基本、タクシーの運転手さんに任せれば大丈夫です。
現地の方は観光客の対応に慣れているので。
トゥクトゥクは「Grab」というアプリで呼びます。
これを使うと、近くにいるタクシー(車、バイク、トゥクトゥクがある)が
料金とともに表示され、自分で選択します。
行き先も料金もアプリで指定するので、英語が話せなくても安心です。
ぼったくられることもありません。
東南アジア旅行では「Grab」必須です。
僕の旅行中の移動はほとんどGrabでした。
朝日を見たいなら、
4:30 ホテル出発(Grabでホテルにタクシーを呼ぶ)
※運転手さんに、「アンコールワットに行きたいんだけど、まだチケットを買っていないから、販売所に寄ってほしい」と必ず伝えてください。
5:00 チケット販売所到着(販売所は5時に開きます。)
チケット購入
※クレジットカード使えます。
5:20 アンコールワット到着
※日の出までかなり待ちます。
あまり待ちたくない人は、ホテル出発を5:00過ぎ頃に遅らせても良いと思います。
6:00~6:30頃 日の出
7:00 アンコールワットの頂点に朝日到達
写真撮影
※全然太陽が現れなくても諦めないでください。
周囲が完全に明るくなってから、さらに20分程待つと真っ赤な朝日が現れます。
7:30 アンコールワット内部見学
8:30 アンコール遺跡群ツアー
※アンコール遺跡群は、約400平方キロメートル(およそ東京ドーム8700個分)と超巨大です。
徒歩では回れません。
そこら辺にトゥクトゥクがたくさんいるので、利用しましょう。
ここにはGrabトゥクトゥクがいないこともあるので、一般トゥクトゥクでもいいですが、
値切り必須です。ぼったくられないように気を付けましょう。
14:00 ツアー終了
※短い見学コースでも4~5時間ほどかかります。
遺跡群には、小規模な遺跡が点々とあり、トゥクトゥクで移動しながら回っていきます。
一般的な回り方には、小回りコースと大回りコースの2種類があります。
僕は小回りコースを選び、
以下の8つに行きました。
- アンコール・ワット(Angkor Wat)
- プノン・バケン(Phnom Bakheng)
- アンコール・トム & バイヨン(Angkor Thom & Bayon)
- チャウ・サイ・デボーダ(Chau Say Thevada)
- タケウ(Ta Keo)
- タ・プローム(Ta Prohm)
- バンテアイクデイ(Banteay Kdei)
- プラサット・クラヴァン(Prasat Kravan)
一応写真を撮ったのですが、
どれがどの遺跡か全然覚えていないので、適当に写真を並べました。
すみません、
雰囲気だけでも伝われば幸いです↓
こんな感じです。
インディージョーンズに出てきそうな遺跡もあり、映画の世界に入ったかのようでした。
回るコースは、トゥクトゥクの運転手さんに任せていれば大丈夫です。
どの運転手さんも、ツアー用の地図を持っており、
分かりやすい英語で案内してくれます。
カンボジアは本当に優しい方が多いので、ツアーに勧誘されても極度に怖がらず、
必要に応じて活用しましょう。
ぼったくりのような高い金額を提示してくることもありますが、
彼らは生活のためにお金が必要なだけで、手を出してくるような危険なことはないので、安心してください。
ツアーが必要なのであれば、しっかりと値段交渉して乗りましょう。
ちなみに僕の場合は、アンコールワット遺跡群の小回りコース+ホテルまで送迎(シェムリアップ中心部)で、確か3人で3000円くらいだったと思います。
僕の時の運転手さんはかなり値引きしてくれたので、
こればかりは、人によります。
何人かに金額を聞いて、その時の相場を掴むのもよいですね。
最後に、補足として、
飲み物は遺跡内の各所に売っているので、特に心配しなくて大丈夫です。
コーラ、スプライト、ファンタ、ポカリスエットなどが売っています。
↑東南アジアではこれらの飲み物はどこに行ってもだいたいあります。
また、トイレも何か所かありますが、
敷地が広く、遠くにあることが多いので、見つけたらすぐ行きましょう。
以上、有名なアンコールワットでしたが、
写真で見るのと現地に行くのとでは、感じるものが全然違います。
巨大な遺跡に圧倒させられました。
歴史への興味しだいで、感じることは異なるかもしれませんが、
人それぞれ何かしら思うことはあるはずです。
カンボジアに行ったら、ぜひアンコールワットに行きましょう!
それでは👋
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